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IELTSライティングタスク1を攻略するためのポイント

いぬ
いぬ
ELTSライティングのタスク1にはいろんなグラフの種類があってよく分からんよ〜
あざらし
あざらし
心配いらん。書き方が分かるとそんなに難しくないぞ。

これから実際のエッセイをみながら説明していくのじゃ。

本記事では筆者が1年間でライティングのスコアを5.0から7.0まで伸ばした体験を元に、ライティングタスク1の効率的な勉強法と7つの重要表現をご紹介します。

ライティングタスク1の特徴

ライティングタスク1ではグラフや表が与えられ、その特徴を150 words以上で描写します。

自身の意見等を盛り込む必要はなく、その図表の特徴を正確に記述することが求められます

重要な点は問題文に

Summarise the information by selecting and reporting the main features, and make comparisons where relevant
(主な特徴を選択, 記述することで情報をまとめ、関連のある情報を比較せよ)

とある点です。

これは図表中の全ての数値を羅列するのではなく、情報を適切に区分し、全体の特徴を抽出することを意味しています。

難しく聞こえるかもしれませんが、慣れると簡単にできるようになるので順番にみていきましょう。

基本構成

ライティングタスク1のエッセイは次の3つのパラグラフから構成されます。

・イントロダクション+オーバーオール (40~50 words)
・ボディパラグラフ1 (60~70 words)
・ボディパラグラフ2 (60~70 words)

イントロ+オーバーオール

最初の段落では、「このグラフは◯◯を表しています。主な特徴は△△です。」と2文で表現します。

実際の問題を例に解説します。

下記の棒グラフは世界人口のうち、各地域の占める人口(%)と資産(%)を表しています。

 

この棒グラフ全体の特徴は

①中国が最大の人口を占める

②資産は北米、ヨーロッパ、裕福な太平洋アジアに集中している

の2点です。

したがって、最初の段落は下記のようになります。

The bar chart illustrates the percentage of population and percentage of wealth in different areas. Overall, China accounted for the highest population but the majority of wealth was distributed to North America, Europe, and rich Asia-Pacific areas.

ボディパラグラフ1

次にボディパラグラフです。

データを二つのパラグラフに分けるので、傾向が似ているものどうしでまとめます

ここでは北米、ヨーロッパ、裕福な太平洋アジアをボディパラグラフ1で説明し、それ以外のエリアをボディパラグラフ2で説明することにしました。

 

まずボディパラグラフ1の詳細をみていくと、

①資産では北米が34%で一位

②続いてヨーロッパが30%で二位

③裕福な太平洋アジアは24%で三位

④一方、人口で見ると世界人口に占める割合は少ない

という点が特徴的です。

 

あとはこれらを英文に置き換えていきます。

With regards to North America, Europe, and rich Asia-Pacific, these three categories made up the large percentage of global wealth. North America ranked first at about 34 percent, followed by Europe at 30 percent. Rich Asia-Pacific was third in just less than a quarter. However, these three categories did not have a large population. For example, approximately 5 percent in North American and rich Asia-Pacific, and 15 percent in Europe.

ボディパラグラフ2

次にボディパラグラフ2を考えてみましょう。

①資産よりも人口が著しく多い

②これは北米、ヨーロッパ、裕福な太平洋アジアとは逆の傾向にある

 

具体的な数値や対比を交えて英文に置き換えていきます。

Looking at China, other Asia Pacific, India, Africa, and Latin America and Caribbean, the percentage of population dramatically exceeded than that of global wealth, which showed an opposite trend for North America, Europe, and rich Asia-Pacific. The most noticeable category as China, wherein it accounted for roughly 24 percent of the world population, though, it only made up about 4 percent of the wealth. In addition, approximately 15 percent of the population lived in other Asia Pacific and India. Roughly 10 percent of the population was in Africa and Latin America and the Caribbean. However, only a small percentage of wealth was kept in these four categories.

これでエッセイは完成です。

最初はグラフの特徴を日本語で書き出してみると良いでしょう。

内容を整理することで全体の特徴を確実に押さえることができるようになります。

ライティングタスク1を攻略するための5つのポイント

次にライティングタスク1のエッセイを作成するときに心がけるべき点をご紹介します。

適切なパラフレーズ

表現力をアピールするために積極的にパラフレーズしましょう。

上記の問題の例では問題文に

The chart below gives information about global population percentages and distribution of wealth by region.

とありました。そのため、イントロでは

・gives information → illustrates

・region → different areas

とパラフレーズしています。

問題によっては語の置き換えだけでなく、文の構造を変えてしまうことも可能です。

バリエーション豊かな表現

ライティングの4つの評価基準の1つにGrammatical Range and Accuracyがあります。

このGrammatical Rangeというのは様々な文構造やバリエーション豊かな表現を使うことを意味しています。

能動態と受動態、関係節、接続詞を活用することで表現に幅を持たせることができます。

また、単語の重複を避け、できる限り多くの言い換えを試みましょう。

エッセイだけをみて元のグラフを再現できる内容にする

次に大切な意識が、エッセイだけ見て元の図表の外観が伝わることです。

実際に採点官は回答だけをみて採点しているため、全体像がよく分からないエッセイに高得点をつけることはできません。

データ量が多い場合には全ての数値を盛り込むことは難しいかもしれませんが、大事なのは全体のトレンドを記述することです。

そのためには適切なグルーピングや順序の描写が鍵になります。

明確な段落構成

図表の情報をどうやって二つのパラグラフに分けたかを示すことは、グラフの全体像を伝える最初の一歩になります。

上述の例では「資産の多いエリア」と「人口の多いエリア」に分けました。

グラフ系の問題では全体のトレンドで分けることが多いですし、マップではある年度と別の年度で1段落ずつ取るということをよく行います。

ダイアグラムでは真ん中あたりの区切りのいいところで分けます。

できればプロセスが大きく変わるポイントで分けられると良いです。

ボディパラグラフの書き出しで「With regards to (~に関して言えば)」「Looking at ~ (~に着目すると)」などを使うのもデータの分け方をハッキリと伝える上で効果的です。

また、どの程度スコアに関わるかは分かりませんが、筆者はボディパラグラフの長さが概ね均等になるような分け方をしていました。

細かなディティールよりも特徴を押さえる

繰り返しになりますが、タスク1はデータの羅列ではなく、特徴を描写することがポイントになります。

全体の傾向はどうか、他のものと比べてどうか、という点を正確に記述しましょう。

また、モデルアンサーも公開していますので、合わせて参考にしてみてください。

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ライティングタスク1を攻略するために覚えるべき7つの表現

ここまで述べてきたポイントを達成するために、覚えておくと良い7つの表現をご紹介します。

数値の増減表現

棒グラフや折れ線グラフでは数値の変化を記述することが求められます。

そこで使える表現として「増加/減少」「安定/不安定」「最高/最低」「程度」に関するものをマスターしておきましょう。

増加

・increase (an increase)
・grow (growth)
・rise (a rise)
・climb (a crime)
・an upward trend

減少

・decrease (a decrease)
・decline (a decline)
・fall (a fall)
・drop (a drop)
・a downward trend

安定

・remain stable
・remain unchanged
・level off
・reach a plateau

不安定

・fluctuate
・vary

最高

・reach the peak
・reach the highest point

最低

・hit the bottom
・reach the lowest point

大幅な

・drastic
・considerable
・significant

急激な

・sharp
・rapid
・steep

少しずつ

・gradual
・slow

一定の

・steady
・constant
・gradual

わずかな

・slight
・marginal
・modest

割合の表現

次に円グラフでよく使う割合表現を使いこなせるようになりましょう。

(~%を)占める

・account for
・make up
・form
・constitute

割合

・percentage
・rate
・ratio
・proportion

比較

2つのものを比べる上で対比表現は非常に便利です。

対比

・While (文頭と文中で使える)
・Whereas (文中でのみ使える)
・In contrast
・By contrast

倍数表現

・twice (2倍)
・tree times (3倍)
・four fold increase (四倍になる)
・half (2分の1)
・one-third (3分の1)
・quarter (4分の1)

近似

・about
・approximately
・roughly

順序

次に時系列を表すための表現を確認します。

はじめに

・Firstly<
・In the first place
・Initially
・In the first stage

次に、その後

・secoundly
・following (that)
・subsequently
・afterwards

最後に

・Lastly
・Finally
・In the final step

マップ問題用の表現

マップ問題では新たにできた建物や、置き換えられた施設などを説明します。

Expansion

・expanded
・extended
・enlarged
・made bigger

Removal

・demolished
・destroyed
・pulled down
・knocked down
・cleared

Replace

・gave way to<
・renovated
・made into
・converted
・redeveloped

Reduction

・shrunk
・downsized

Added

・constructed
・built
・erected
・introduced

Location

・situated (建物)
・located (建物)
・positioned (家具などの物)
・placed (家具などの物)
・surrounded

近接

・close to
・next to
・adjacent to

反対側に

・across
・on the opposite side of

変化

・turned into
・changed into
・transformed into
・developed into

場所移動

・moved to
・located to

ダイアグラム問題用の表現

・段階: stage/step
・工程: process
・生産: production
・~に分けられる: be separated into, be divided into
・材料: material
・物質: substance
・製品: product
・機器: equipment
・道具: tool
・押しつぶされる: be crushed
・溶ける: be melted
・貯蔵される: be stored
・混ぜられる: be mixed/be combined
・選別される: be selected
・収穫される: be harvested
・取り除かれる: be removed
・パック詰めされる: be packed/be packaged
・運ばれる: be transported/be delivered
・加熱される: be heated
・浸される: be soaked
・完成される: be completed
・排出される: be discharged

IELTS対策にはPlus One Pointがオススメ

これから初めてIELTSを受験する方や、一度受験したことがあるけど惨敗してしまったという方は、専門のスクールも視野に入れるべきです。

なぜなら、日本にはIELTSに関する情報が少ないから。

独学で勉強するには、情報量が少なく、正しい情報が得られない為、成果を出すのに時間が掛かります。

たとえば、海外の大学に進学するために、IELTSが必要な方は、大学受験の日にちもあるので、あまり時間を掛けていられませんよね。

時間を節約し、より確実に点数を取るためにも、プロに教えてもらうことが良いと言えるでしょう。

ですが、IELTSに特化したスクールというのは、あまり多くありません。

中には、TOEICや英検を教える傍らで、IELTSを教えているといったスクールもあります。

そんな中で、私がおすすめするスクールは「Plus One Point」

通常、IELTSやTOEICに特化したスクールというのは、会費が月に数十万円掛かりますが、Plus one pointでは、月に約65,000円からスタート出来ます。

また、他のスクールより料金が割安なのにも関わらず、講師全員がIELTSのハイスコア持ち。

IELTSに特化したスクールなので、ノウハウもバッチリです。

TOEICや英検のノウハウは、調べれば無数に出てきますが、IELTSの場合、多くは出てきません。

なので、正しいノウハウを手に入れるためにも、専門のスクールに通うことを視野に入れておいた方が良いのかもしれませんね。

今なら無料学習相談も受けられるので、ぜひ活用してみてください。

まとめ

IELTSライティングタスク1の勉強法をおさらいします。 

IELTSライティングタスク1の勉強法のポイント

・エッセイの構造を理解し、全体の特徴を伝えることを意識して練習
・積極的なパラフレーズ
・問題のタイプに応じた語彙の増強

これらを達成することによりタスク1のクオリティが格段に上がります。

まずはこのページであげた表現をマスターしてみてください。

IELTSライティング全体の戦略に関する記事や、タスク2の攻略法に関する記事も書いていますのでご覧ください。

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