英語学習

書籍紹介|渡英2年うめだまのイギリス自由帳

「イギリスに留学した人、イギリスで働く人のありのままの生活を知りたい」

そう思う方には「渡英2年うめだまのイギリス自由帳」がオススメです。

この記事では本の概要や、オススメポイントをご紹介します。

本の内容

「渡英2年うめだまのイギリス自由帳」は東京で家庭用ゲームアプリのデザイナーをしていた「うめだま」さんが、海外の映画業界で自分の力を試してみたいと決意し、イギリスで奮闘する毎日が描かれたコミックです。

一話1, 2ページでサクッと読めるにも関わらず、日本人なら誰もが驚くイギリスの文化や、クスッと笑ってしまう小話が盛りだくさんです。

イギリスに行く予定がある方で、「ガイドブックはちょっと大変…」と思う場合にはこの本で十分でしょう。

日常生活で知っておきたいイギリスのルールなども多数掲載されているので、旅行者・留学予定者にはぴったりです。

本の構成

生活シーン別に11の章からなります。

・日常編1 -身にしみる違いはあれど、住めば都-

・日常編2 -日々の暮らしは発見だらけ-

・食事編 -もぐもぐイギリスグルメ!-

・働き方編 -おそるべし! ワークライフバランス-

・外出編 -行かなきゃソン! やらなきゃ後悔! 街に出よう!-

・おしゃれ編 -突撃! ファッションチェック-

・記念日編 -みんなわくわく季節行事-

・動物編 -どうぶつパラダイス-

・言葉編 -立ちはだかる英語の壁-

・滞在準備編 -長期滞在に必要なあれこれ-

・旅行編 -イギリス旅行のススメ。美しきイギリス-

印象に残ったポイント

ここからは、読んでいて特に参考になった・印象に残ったエピソードを5つご紹介します。

1. 水とお米の相性

海外にいってもお米が食べたくなることはあると思います。

そんな時に注意すべきは水とお米の相性。

日本は山が多いので自然の地形で濾過された軟水が一般的ですが、イギリスはカルシウムなどを多く含む硬水が主流。

するとメイドインジャパンのお米を買っても同じように炊けないのだとか。

そんな筆者がトライアンドエラーの末に見つけたのは、安売りされていた「イタリア産」のお米。

簡単に炊ける上に美味しいそうです。

2. 生欠乏症

日本にいると新鮮な海の幸に手軽にアクセスできますが。イギリスでは生ものが手に入りにくいそうです。

とにかく「煮る」「焼く」「茹でる」が基本で、パブで食べるローストビーフもかなり火が通っているのだとか。

スーパーの鮮魚コーナーにいっても

・カピカピの切り身

・濁った目の魚

・透明感ゼロのイカ(しかも墨垂れ流し)

ばかりで、ロンドンのいいスーパーに行くと高くついてしまう。

そんな生が足りない環境で、生き延びるために見つけたのは「カニカマ」。

イギリスでは”Seafood sticks”というらしく、お値段も手頃なのでとても助かっているみたいです。

3. 演劇が身近

イギリスといえばシェークスピア。

どの街にも劇場があり、演劇が生活に馴染んでいます。

しかも意外と安く、当日安売りのチケットは2~3千円くらいなのだそうです。

日本のように抽選や電話争奪戦をしなくても取れるので、気軽にふらっと行けますね。

そういえばブロードウェイも当日チケットが多く、早朝に行けば結構いろんな種類の中から選べたような気がします。

値段はもうちょっと高かったと思います。

4. スーパーのお値段

イギリスでは日本と比較して、高い野菜・安い野菜が大きく分かれるようです。

ニンジンやジャガイモは国内で作っていることが多く、1キロ100円以下ととってもお安い。

その反面、もやしやシメジは日本の2~3倍。

安い野菜ばかり買っていて飽きてしまった作者は、そのことを同級生に相談すると「7時以降にスーパーに行ってみて」とアドバイスを受けました。

するとそこにはおつとめ品が並び、ヤバイくらいの値引率になっているんだそうです。

節約したい方は遅い時間にスーパーに行ってみるのもアリですね!

5. フラット選び

作者のうめだまさんは渡英から最初の1ヶ月はホームステイをしていましたが、その後は節約のためにアパートを借りることにしました。

イギリスではベッドシット(水まわりやリビングは共同で個々の部屋のみが分かれているタイプ)が主流です。

まずは不動産屋に行きましたが、提示した予算ではかなり狭い部屋しかなく、不動産屋では良い物件を見つけることができませんでした。

その後、ネットで物件を見つけ、電話かメールで広告主に連絡をし、内覧の申し込みをします。

10件以上回ったのですが、

・ルールがめちゃくちゃある家

・魔女っぽい家

・画像補正しまくりの家

となかなか現地に行ってみないと分からないことも多かったそうです。

ですがなんとか納得する物件を見つけ、イギリス生活を軌道に乗せることができました。

私も年内に物件を契約しなければならないので、「何件回ることになるのやら…」とヒヤヒヤしています。

まとめ

「渡英2年うめだまのイギリス自由帳」はイギリスでの苦労・喜びが生き生きと伝わってくる一冊でした。

コメディとしても面白いですし、情報量が多いので実用的な本としても十分活用できます。

イギリスを訪れる方は事前に読んでおくと、参考になること間違いなしです!