お金のはなし

奨学金は借りすぎに注意!ローンということに注意しよう

本サイトを運営している石田とこーぶんが「大学生のうちに知っておきたかったこと」をお届けする連載の第三弾は「奨学金の話」です。

過去の記事も合わせて参考にしてください。

25歳までに100万円の貯金を作って選択肢を増やそうこの記事を書いている石田とこーぶんは現在20代中盤で、共に家族やパートナーと幸せな時間を過ごすことができています。 石田はケンブリ...
貯金は収入によって決まらない、大事なのは収支を合わせることこの記事は現在20代中盤の石田とこーぶんが、「こんなこと大学時代に知っておきたかったよ、ちくしょー」というライフプランニングにまつわるネ...

仕送り額は年々減っている

日本の物価がそれほど高くなかった時代には、親からの仕送りと自分のアルバイト代だけで大学生活を送っていくのも難しくはありませんでしたが、今の時代はそれだけでは厳しいのが現状です。

特にこの1年はコロナ禍で実家からの仕送りも減少しており、ある調査によると仕送りの平均金額は5万円を下回るようです。

貸与奨学金を借りる学生が多い

不足分を補うために最も活用されている手段が奨学金です。

中でも日本学生支援機構が提供している貸与型奨学金では、審査の結果に応じて、無利子の1種か有利子の2種を借りることができます。

1種であっても家計基準は厳しくないので、多くの方が1種を満額借りているのではないでしょうか。

私が学生の頃は、下宿している場合5万円くらいだったと思います。

さらに併用もできるので、仕送りがない場合などは合計で13万円程度貸与できます。

貸与奨学金はローン

もし4年間に渡って、13万円を貸与した場合、元金だけで624万円になります。

実際は返済完了までの利子も乗るのでさらに大きな金額となります。

しかし、返済期間が15~20年くらいになる場合が多いため、毎月の返済額がそこまで大きくならずに、なんだかお得な気がします。

また、大学4年間をそれなりに快適に暮らせることを考えると、多くの方が満額借りてしまうのも無理はありません。

ただ、よく考えてみてください。

将来の負債を600万円以上作りたいかと言われたら、そんなものないほうが良いですし、少なければ少ない方が良いに決まっています。

この連載では「25歳で100万円貯めるんだ!」と言っているので、借金を作ることはそれに逆向する行為になります。

なので、学生時代の快楽をグッと我慢して、必要最低限の額だけを借りるようにしましょう。

返還不要の奨学金を狙うべし

今は返還不要の奨学金を様々な団体が提供しています。

いくつかは入学と同時の申請しか受け付けていなかったりするので、大学に入る前からちょっとずつリサーチしておくのが良いでしょう。

大学を通して申し込むものも多数あるので、学生課などに問い合わせて、応募資格のあるものには片っ端から応募する姿勢が大事です。

また、ほとんどの奨学金の申請期間はごく短い間に限られているので、応募し忘れを防ぐようによく確認しましょう。

ちなみに私は大学1~3年の間は1種奨学金を借りており、4年の時は1種2種併給にしました。

そのため、未来の負債が330万円ほどできてしまいました。

正直なところ、学部4年の時は寮に住んでいたしお金なんかなくても良かったのですが、なんだかんだゆとりが欲しくなり併給してしまいました。

これは今思えば失敗で、そんなことしなければ借金が100万円くらい少なく住んだのにと思っています。

その後、改心して大学院では返還不要の奨学金をいくつかもらうことができました。

社会人になって、毎月2万円ずつ返すのはなかなかしんどい

最後に、奨学金を返す立場になって思うところをお伝えします。

学生のうちは「給料もいっぱいもらえるんだし、毎月2,3万返すのなんて楽勝でしょ」と思っていましたが、全然そんなことはありませんでした。

手取りが20万だとすると、一人暮らしをすれば生活費だけで15万円くらいかかってしまうため、そこに交際費や娯楽費を入れるとほぼトントンになります。

そこを切り詰めて貯金に充てたいのに、借金の返済があると全く貯金できなくなってしまいます。

また、財団は本来奨学金を貸してくれた感謝すべき相手であるにも関わらず、「貴重な給料を徴収しやがって!」と逆恨みの気持ちを抱くこともあります。

そうならないためにも、未来の自分の返済力を過信せず、とにかく質素倹約な大学生活を送った方が、将来の豊かさに繋がるのではないかと思います。

 

以上、奨学金はいっぱい借りない方が良いよという話でした。

ひどいケースだと奨学金で破産することもあるようなので、もし既に返済が始まっている人が難しい状況に陥った場合には、返済猶予などの制度が使えるかもしれないので、諦めずに話をしてみましょう。