英語学習

ケンブリッジ大生が教えるIELTS対策-リーディング編-

いぬ
いぬ
IELTSリーディングやってみたけど全然時間足りんかった…

あざらし
あざらし
問題形式に慣れれば楽勝じゃ。

特にパッセージは簡単なんやで。

いぬ
いぬ
そうなのか。

じゃあどうやって勉強したらいいか教えてくれ。

あざらし
あざらし
うむ。とっておきの対策法を授けよう。

筆者はこれから説明する勉強法を実践することにより、民間団体が主催するIELTS模試でリーディングセクション全問正解(9.0)を取得した他、公式試験でも8.0を取得することができました。

IELTSリーディング対策を効率よく進めるための6つのポイント

日々のリーディングの学習を6つのステップに分けて解説します。

時間無制限回答で「英語力」が足りないのか、「IELTS力」が足りないのかを知る。

まず初めに自分の英語力がIELTSリーディングの問題を解く上で十分なのかを確認しましょう。

なぜならば、多くの受講生が

「40問中20問しか合っていなかった」

と肩を落とす場面で間違えた原因をよくよく探ってみると、単なる時間不足が原因ということが少なくありません

つまり、本来は40問中30問は正解できる英語力があるにも関わらず、素早く解けないことが原因で大きくスコアを落としているということです。

このようなケースでは問題別の対策を行い、IELTS力を高めることで飛躍的にスコアが伸びます。

 

一方、同じ「40問中20問正解」でも、どうやってもこれ以上は正解が出せないという状況の方もいます。

その場合、必要なのは本文や選択肢の内容を正確に掴み取るための英語力です。

このケースでは語彙の増強や文法知識の補強が必要になるでしょう。

 

上記の2つの例のように、今自分がやるべきことが何かを判定するために、時間無制限で解くことをオススメしています。

そうすることで英語力を適切に反映したスコアが出るため、対策の道筋が見えてきます。

また、この判定は一度だけ行うに止まらず、リーディングの勉強を始めたての頃は基本的に時間を気にせずに正解を探すプロセスを経験することに主眼をおくのが良いでしょう。

2. 正解へのたどり着き方を知る

限られた時間の中で効率よく問題を解くためには、問題タイプ別に解き方を理解する必要があります。

ボリュームのある内容なので実際の手順は別の記事で紹介しますが、やみくもに演習を重ねるのではなく、どうやってこの答えにたどり着くかという思考のプロセスを身につけることが大切です。

3. なぜ間違えたのかを言語化する

間違えた問題があれば必ずその原因を言語化してください。

言語化するというのがポイントで、そうすることによって、「今の自分ができていないのはOO」という意識を持つことができます。

 

正誤判定の問題を例にこの考え方を説明します。

本文に

Car sales have increased throughout the last 30 years. 

という記述があり、

The automobile industry bloomed for the recent three decades. 

という文章がTrueであるか、Falseであるか、Not GIvenであるかを判断するとしましょう。

単語を言い換えているだけなので答えはもちろんTrueなのですが、

仮にこの問題にNot Givenと答えて不正解だったとします。

この時、何が原因で間違えたのかを自問自答します。

「Car salesとAutomobile industryの言い換えに気が付かなかったのか?」

「bloomという単語を知らなかったのか?」

「30 yearsとthree decadesの言い換えに気がつかなかったのか?」

などと考えてみると、きっと不正解だった原因と新たに覚えるべきことがわかります。

楽天の監督を務めた野村克也監督が

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」

といったように、間違えた問題からは必ず学ぶべきことがあります

これを日々の学習に取り入れるだけでぐんと学習効率が上がります。

4. 時間を測りながら解く

時間無制限での回答を何度も行なっているうちに、徐々に早く解けるようになってきます。

少しずつ本番環境に近づけるために、次は制限時間を決めて解いてみましょう。

ただ最初から60分で行う必要はなく、80分から始めてみて、慣れたら70分、最終的には60分と短くしていくのが良いでしょう。

時間を短くするタイミングは時間無制限で解いた時と同じ正答率を維持できる状態になってからが良いでしょう。

早く解くことで得点が落ちては意味がないので、あくまでも質を重視しながら徐々に縮めていくイメージです。

5. 各段落の主張を頭の中でまとめてみる

リーディングの中に「Matching Headings」(段落の主題選び)というタイプの設問があります。

主題の候補となる文章を与えられ、各段落の内容を適切に表す主題を選びます。

 

問題文は以下のような形になっています。

Choose the correct heading for each section from the list of headings below. 

List of headings. 

i.  主題1

ii. 主題2

iii. 主題3

iv. 主題4

この問題では各段落で一番言いたいことは何かを見極める能力を評価しています。

主題候補の中には具体的な名詞等が出てくることが少ないため、単純にパラフレーズした言葉を探せばいいとは行きません。

抽象化した言葉を主題候補の中に入れているため、その抽象化を見抜けるかが大きな鍵です。

そのためには日頃から段落のサマリーを頭の中で作ることが効果的です。

パッセージを読んでいき、各段落の終わりまできたら立ち止まって

「この段落の主張は何か?」

と自分に問いかけて、自分なりに言葉にすると良いでしょう。

日頃からこのような訓練ができていると、主題選びの問題でも瞬時に答えを見つけられるようになります。

6. 5回音読する

最後に必ず行なっておきたいのが音読です。

音読の効果については専門家による様々な利点が紹介されていますが、それらはIELTSの学習においても非常に効果的です。

個人的に音読をやっていて良かったなと思うのは、リズムよく読むために文章の中で意味のまとまり(チャンク)に区切って認識するため、実際に読むスピードも上がっていくことです。

また、発音をするためスピーキングなどの土台作りとしても機能します。

筆者はパッセージを片手に歩きながら音読することが多かったです。

当然音読をするためには意味の分からない単語や、発音できない単語を無くしておく必要があるので、それらを調べることで語彙力をつけることもできるでしょう。

記憶にも定着しやすくなるの非常におすすめです。

実際に使った教材

1. Cambridge English IELTS 8 Academic

https://drive.google.com/file/d/1xK-m_PGOrERDBTHOkx3ZEqc69ovm_kz4/view

2. Cambridge English IELTS 9 Academic

https://drive.google.com/file/d/1irqREo4_ckUiVX80AmVhd0WFDP6afwts/view

3. Cambridge English IELTS 10 Academic

https://drive.google.com/file/d/1fo5VfUEqXNUWm6lwKMz5s98jOICJZRcI/view

4. Cambridge English IELTS 11 Academic

https://drive.google.com/open?id=16m37kz0J9ffeVQWYcaSXp_GmDRnZY9r6&utm_source=website&utm_campaign=ielts-download

5. Cambridge English IELTS 12 Academic

https://drive.google.com/file/d/1ncmYSVqkyWEVMtaGT9NE0QoLpZSPF2-O/view

公式問題集の8から12を一周ずつ行いました。

全てのパッセージについて分からない単語が全部ない状態まで精読しました。

もちろん音読x5もやったので、この中の文章を見るとすぐになんとなく記憶が蘇ります。

6. 新セルフスタディIELTS完全攻略

https://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%87%E3%82%A3-IELTS-%E5%AE%8C%E5%85%A8%E6%94%BB%E7%95%A5-Anthony-Allan/dp/4789014134

この参考書はパラパラっと流し読みした程度です。

基本的な解き方が網羅されているため、入門用にはちょうどいいかもしれません。

演習量は少ないので、そこを公式問題集で補う必要があります。

7. IELTS ブリティッシュカウンシル公認 本番形式問題集3回分

https://www.amazon.co.jp/%E3%80%90%E9%9F%B3%E5%A3%B0%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E4%BB%98%E3%80%91IELTS%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%AB%E5%85%AC%E8%AA%8D-%E6%9C%AC%E7%95%AA%E5%BD%A2%E5%BC%8F%E5%95%8F%E9%A1%8C3%E5%9B%9E%E5%88%86-%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%AB/dp/4010942002/ref=sr_1_fkmr0_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=IELTS+%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%AB%E5%85%AC%E8%AA%8D+%E6%9C%AC%E7%95%AA%E5%BD%A2%E5%BC%8F%E5%95%8F%E9%A1%8C%E9%9B%863%E5%9B%9E%E5%88%86&qid=1577288672&s=books&sr=1-1-fkmr0

公式問題集と同様に取り組みました。

公式問題集より少し難しい印象でした。

余力があればやってみると良いと思います。

8. IELTS必須英単語4400

https://www.amazon.co.jp/dp/B07GMZYSKF/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

一通り覚え、70%くらいの暗記度になったあたりでやめました。

単語の頻出度によってAからDまで分けられており、Dはほとんど初めて見る単語ばかりでした。

効率を考えるとAとBだけ完璧にするくらいで万全です。

9. Distinction

英語ブログ「Atueigo」で販売されている単語帳です。

https://atsueigo.com/

ネイティブがよく使う表現を400収録しています。

マーケティングが上手いので買ってみましたが、あくまでも口語表現なのでIELTSリーディングには適さないのと、スピーキングでもよっぽど流暢に話せる人でないと使えないかなという印象でした。

結論としてはIELTSの対策には向いていない単語帳でした。

 

上記の経験を踏まえて、これからIELTSの対策をはじめる人がやるべき参考書を選ぶとすれば、

「公式問題集」

「必須英単語4400」

の2つで基本的には十分だと思います。

IELTS対策にはPlus One Pointがオススメ

これから初めてIELTSを受験する方や、一度受験したことがあるけど惨敗してしまったという方は、専門のスクールも視野に入れるべきです。

なぜなら、日本にはIELTSに関する情報が少ないから。

独学で勉強するには、情報量が少なく、正しい情報が得られない為、成果を出すのに時間が掛かります。

たとえば、海外の大学に進学するために、IELTSが必要な方は、大学受験の日にちもあるので、あまり時間を掛けていられませんよね。

時間を節約し、より確実に点数を取るためにも、プロに教えてもらうことが良いと言えるでしょう。

ですが、IELTSに特化したスクールというのは、あまり多くありません。

中には、TOEICや英検を教える傍らで、IELTSを教えているといったスクールもあります。

そんな中で、私がおすすめするスクールは「Plus One Point」 通常、IELTSやTOEICに特化したスクールというのは、会費が月に数十万円掛かりますが、Plus one pointでは、月に約65,000円からスタート出来ます。

また、他のスクールより料金が割安なのにも関わらず、講師全員がIELTSのハイスコア持ち。

IELTSに特化したスクールなので、ノウハウもバッチリです。

TOEICや英検のノウハウは、調べれば無数に出てきますが、IELTSの場合、多くは出てきません。

なので、正しいノウハウを手に入れるためにも、専門のスクールに通うことを視野に入れておいた方が良いのかもしれませんね。

今なら無料学習相談も受けられるので、ぜひ活用してみてください。

まとめ

この記事の内容をおさらいします。

要点まとめ

IELTSリーディングの勉強法

・時間無制限回答で正答率を高める

・間違えた問題から必ず学ぶ

・音読をしっかり行う

リーディングは独学でも学習がしやすく点に直結するセクションなので、上記の学習法を参考に対策を進めてみてください。

リーディング力がついて7.0がコンスタントに取れるようになれば、試験直前に問題集を解くだけでも実力が維持できるので、オーバーオールをあげるためにはまずはリーディングから攻略するのがおすすめです。