株式投資・積立NISA

株式投資の成功者はだれ?|成功者・失敗者の特徴まとめ

株を購入する際には、最初にはっきりとした目的・目標を定めるべきです。

単に「お金を儲けたい!」というだけでは戦略も立てられません。

ですので、「老後の年金が少ないので毎月1万円は稼ぐようにしたい」といった目的を明確にして「戦略」を立てていきましょう。

本記事では、成功者がどのような戦略で投資をしているのか、失敗者には何が共通しているのかについて解説しています。

この記事を参考にして、正しい投資の意識付けを行ってみてください。

株式投資の有名な成功者

ウォーレン・バフェット

(画像掲載元: bloomburg)

ウォーレンバフェットは世界でも有名な投資家の一人で、総資産は約8兆円投資会社バークシャー・ハサウェイの会長兼CEOです。

彼の投資手法のポイントは長期保有偉大な会社に投資をすることです。

長期保有の目的は、福利運用を最大限に活かすためで「最低でも10年間株を保有できなければ買ってはいけない」と言葉を残しているほどです。

偉大な会社とは、漠然としていますが、競争力、ブランド力、社会に必要とされているか、10年後、20年後も存在している確信があるかなど多角的な要素を多く含んでいます。

例えば、コカ・コーラはレシピを厳重に保管していて他社が真似をできません。

また、ほとんどの飲食店でコカ・コーラを取り扱っているため飲食店が増えれば増えるほど儲かる仕組みとなっています。

イメージも大事でコーラが10年後になくなっていることを想像できるでしょうか。

このように偉大な会社の選定という点に力を入れているのがポイントになります。

また、バリュー投資とグロース投資を組み合わせた手法で長期保有を行うので、数年に一度くる金融危機などが起こった際に、株を購入しているのもポイントの1つです。

ウォーレンバフェットの背景

バフェットは幼少期にガムやコーラを売ってお小遣いを稼ぎ、11歳で株式投資を始めます。

38ドルで購入した株は37ドルに下落、それでも手放さず40ドルまで値を戻し儲けが出たタイミングで売却を行いました。

その後、保有していた株は長期的に成長を続け200ドルになったことから、バフェットは忍耐を学び「株は買ったら手放すな」という教訓を得ます。

高校生になると、友人とピンボールを理容店に設置するビジネスを始め、週に50ドルの利益を出すことに成功。

その後、1,200ドルでこの事業を売却しています。

しばらくするとベンジャミン・グレアムの「賢明なる投資家」を読んで感銘を受け、コロンビア大学で教鞭をとっているグレアムの元で学ぼうと入学。

卒業後は恩師のグレアムから仕事の誘いを受け、グレアムが引退するまでアナリストとして彼のもとで働きます。

バフェットは「バリュー投資の父」と言われているグレアムの元で働くことで成功の礎を築くことになります。 

ジョージ・ソロス

(画像掲載元: お金の学校)

世界三大投資家の一人と言われている人で、彼の投資のポイントはテクニカル分析において市場の歪みを見つけて逆張り的な手法をとることと、再帰性理論に基づいた投資を行っていることが特徴的です。

※再帰性:再び戻ってくる性質

株価のチャートはそれをみた人の心理とその後のアクションによって、ある程度のパターンが繰り返されます。このことをチャートの再帰性と言います。

ここで押さえたいポイントとしては、市場の認識は常に誤りが前提。

その誤った認識によって形成される市場の価格は適正価格とは一致しないが、そのトレンドはテストを繰り返しながら方向性が確認され、次第にその信頼性が増幅されていきます。

増幅された結果、市場価格は現実を顧みずに行き過ぎ、以降、価格の修正が始まる(トレンドの大転換)とされており、それ(市場の歪み)を早く見つけることがポイントであり、彼が行っている手法と言えます。

余談ですが、世界三大投資家と言われる残りの2人は「ウォーレン・バフェット」と「ジム・ロジャーズ」と言われています。

ジョージソロスの背景

15歳にして初めて通貨取引を行い、その後イギリスに渡りロンドン・スクール・オブ・エコノミクスに入学。

その際、カール・ポパーという哲学者に出会い彼も哲学者を目指します。

しかし、当時のイギリスで哲学などの学問をするには階級の高い大学に入る必要があり、社会的に彼が大学の教授に就くことは不可能でした。

大学卒業後はセールスマンを経験し、志望していたロンドンの証券会社に勤務、3年後にはアメリカのウォール街に赴きジム・ロジャーズと出会い、39歳で共同ファンドを設立します。

BNF

(画像掲載元: Aidoly)

日本で有名な投資家の一人で基本的な投資手法は、順張りで現物を指値で購入し、外国株の動きに加え、為替や先物、雇用統計など重要指標を常にチェックしている。

ただ、確立された手法にこだわるのではなく、その時々の相場の動きで経験則から手法を変えていくのも彼の特徴と言えます。

BNFの背景

21歳の時に、バイトで貯めた160万円を元手に株式投資をスタートしており、わずか2年後には1億円を達成。

達成までの手法としては短期売買の逆張りを行っており、具体的には過去の25日移動平均線から何%乖離したとこで反発するかを見て、マイナスに大きく乖離している銘柄を買うという戦略をとっています。

BNFの異名:「ジェイコム男」

彼を有名にした事件に「ジェイコム株誤発注事件」があります。

概要としては、新規上場株だったジェイコム株で市場がスタートして初値がいくらつくのか価格が定まらない中、みずほ証券の方が「61万円1株売り」とするところを間違えて「1円61万株売り」としてしまい、大量の売りが出てきたことからストップ安(1日の価格変動幅の限界値)になります。

その最中、彼は資産の半分の40億円で買いエントリーを行い、価格が修正されたところを全て売却したことで、わずか16分のうちに20億円を稼いだとしたことが彼の異名につながっています。

失敗者の特徴

前提として、株式市場では個人投資家の勝率は2割以下で、8割の参入者が負けているという事実があります。

中でも失敗者には次のような特徴が共通しています。

・学習をせず投機的に株式市場に参入する。

・他人の意見を鵜呑みにする

・損切り(ロスカット)ラインを決めていない

・余剰資金以外で取引を行う

・適当に銘柄選定を行う

学習をせず投機的に株式市場に参入する。

金融業界では専門用語が多数存在する為、きちんと意味を理解しないと思わぬ損失を被る可能性があります。

また、学習をする目的は主に下記の点を補う為です。

・銘柄の選定

・投資タイミング(参入)

・売買タイミング

どのようにすればこれらの目的を補えるか日頃から考えて学習するようにしましょう。

他人の意見を鵜呑みにする

インターネットが普及している現代では、情報収集が大切です。

しかし、仕入れた情報の精査を行うこともとても大切なこととなります。

例えば、SNSなどの情報で「誰々がある銘柄に投資しているから私も投資しよう」や、「この銘柄が上がります」などの情報を仕入れた際に疑いもなく投資をすることは極めて危険です。

基本的に自分以外に依存して投資を行うと高確率で失敗します。

ですので、自分が参考にしている指標やチャートの状況、信頼できる情報というのを元に「自分ルール」を確立させて検証、改善を行いながら投資を行ってください。

損切り(ロスカット)ラインを決めていない

損切りとは、保有した時点の株価よりも下がってしまった際、設定した価格以下で決済し損失を確定させることです。

多くの成功者や長く株式市場に参入している人はほとんどが損切り設定をしていることでしょう。

なぜ、損切りを行うのかと言いますと「これ以上の損失を生まない為」「機会損失」を防ぐために損切りを行います。

損切りを行えずにいると損失が膨らみ、長期にわたり含み損を抱え、売ろうにも売れない状況になりかねません。

このことを金融業界では「塩漬け」と言います。

また、投資額に限りがある人が塩漬け状態になってしまうと、長期間投資できる機会を失うことになります。

そうなると自信を持って投資できるチャンスの場面でも投資できないので、その時に得ることができたであろう利益も逃すことになります。

これを「機会損失」と言います。

多くの成功者は、損切りは利益を得る為の費用の一つとして受け取っている人が多いです。

ですので、損切りをする際は有料の勉強代と捉えてどうすればこの損失を防げたのかを考えて次に活かしていきましょう。

余剰資金以外で取引を行う

大前提として、投資は余剰資金で行いましょう。

理由は、株式投資には元本割れを起こすリスクがつきものなので、損失を生んだことで現状の生活の質を落とさないためです。

基本的には、投資した先の企業が破綻した際に投資額がなくなることが最低ラインになります。しかし、信用取引は別物です。

信用取引とは、保証金となる元本を預けるとその3.3倍までの取引が可能となる取引のことです。これをレバレッジと言います。つまり、投資額の約3倍利益を得れれば、3倍損失を被る可能性があるハイリスク、ハイリターンの取引です。

信用取引を行っている場合は、抱える負債が0円以下になることが十分に考えられます。つまり借金になるということです。また、0円以下の際含み損として抱えることはできず、証券会社ごとで異なりますが、一定のラインを超えると追証と言われる保証金としての追加額を要求され入金がない際は強制的に決済されるためです。

これらの他にも、信用取引の仕組みは複雑なため、取引を行う際は正しい知識をきちんと身につけ、リスクをコントロールしながら行っていきましょう。

余剰資金で投資を行いやすい方法として、積立NISAがあげられます。

下記の記事で詳しく解説しているので、合わせて参考にしてみてください。

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適当に銘柄選定を行う

適当に銘柄選定をするのも、失敗者の特徴です。

例えば、配当金が高いというだけで投資をしてしまったり、株主優待だけで投資をしてしまい、業績や財務基盤のチェックを怠るケースです。

もし業績や財務基盤が悪いケースだと、一定期間株式を保有していても時間をかけて株価は下落、下方修正の発表から無配当になったり、株主優待が廃止になるケースも多いに考えられます。

ですので、投資を行う際は「どうしてこの銘柄を買うのか」という点で、しっかりとした理由を持ち投資を行いましょう。

まとめ

株式投資で成功するために、成功者の実例から一番リスクが少なく成功する可能性が高い方法は、ウォーレンバフェットの様な、長期保有でグロース投資とバリュー投資を組み合わせた投資手法と言えるでしょう。

また、下記のような超基本的な項目を守り正しい運用知識を身につけながら「自分ルール」を確立していきましょう。また、他の成功者の実例からも吸収できる部分を吸収していき活用できるようにしましょう。

・株式投資を始める前、始めた後も学習を怠らない。

・正しい情報に基づき、「自分ルール」に従って投資をする

・損切り(ロスカット)ラインを決めておく

・必ず余剰資金で取引を行う

・銘柄選定、投資タイミング、売買タイミングを常に意識して取引を行う