英語学習

IELTS(アイエルツ)の難易度は?5.5をとるために必要な英語力を解説

「これからIELTSを受けようと思うけど、どのくらい難しいか分からない」

「IELTSで5.5点が取れる英語力はどのくらい?」

このような疑問を持っている方は少なくありません。

本記事では、IELTSの基礎知識から難易度、スコア取得までの学習方法を初心者の方でも分かりやすくまとめました。

この記事を読むことで、海外大学入学コースの基準にもなるスコアIELTS 5.5がどのくらいの英語力であるかが理解できるようになります。

IELTSってどんなテスト?

IELTSはInternational English Language Testing Systemの略で、海外留学や海外研修、また海外移住を目的とした人達に適した英語能力の評価テストです。

ケンブリッジ大学英語検定機構、ブリティッシュ・カウンシル、IDP Educationによって共同運営されています。

主にイギリス、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランド、カナダの教育機関で受け入れられていて、それらの国で留学や移住をする際の英語力を証明するのに最適な試験です。

IELTSテストで主流な2種類のテストについて説明します。

  • Academic Module (アカデミック・モジュール)

大学進学向けのテストモジュールで、留学を考えている人は主にこちらの試験を受験するのが一般的です。

  • General Training Module(ジェネラル・トレーニング・モジュール)

外国人に向けたビザや永住権の取得を目的とした、生活をする上で必要な英語力を証明するのに適した試験です。

といったように、それぞれ目的が違います。

受験料は25,380円。

テスト結果の有効期限は2年間です。

より具体的な問題形式などについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

これからはじめる! IELTSの問題形式や受験に関する基礎知識 この記事ではこれからIELTSを受験する人に向けて、IELTSの基本的な特徴をご紹介します。 IELTSには2つの種類が...

IELTSの難易度はどれくらい? 

基礎的なIELTSの知識が分かったところで、では一体IELTSの難易度はどれくらいなのでしょうか?

一目で難易度が分かりやすいように主流な各テスト「TOEFL iBT」、「TOEIC」、「Cambridge」、「英検」と比較した表を作成しました。

こちらは一つの目安となるので、大体のレベル感を掴む参考にしていただければと思います。

IELTS TOEFL iBT TOEIC Cambridge 英検
9.0 120
8.5 118-119
8.0 115-117 990 CPE
7.5 109-114 970-990
7.0 100-108 870-970 1級
6.5 90-99 820-870 CAE
6.0 80-89 740-820 準1級
5.5 69-79 600-740 FCE
5.0 61-68 550-600 2級
4.5 52-60 500-550
4.0 45-51 450-490 準2級
3.5 33-44 300-440
3.0 29-32 290-299 PET 3級

 

各テストと点数を比較してイメージは持てましたか?

TOEICや英検など受験したことがある方は感覚を掴みやすいと思います。

ちなみに、TOEICの詳細な対策法についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

【英語初学者向け】TOEIC400点から6ヶ月で700点を取得するための具体的戦略私は理系の大学院生として研究を行う傍ら、英語学習に役立つ情報を発信しています。これまでTOEIC900点以上、IELTS7.0を取得し、...

IELTS 5.5に必要な英語力は?

実際に各テストの点数比較を見て「なんとなく分かったけれど、いまいちピンとこない…」そんな方も大丈夫です。

こちらでは海外大学入学コースの基準にもなるスコア5.5に焦点を当てて必要な英語力や学習法を解説していきます。

IELTS 5.5レベルの英語力

このレベルの英語力を分かりやすく説明すると、

「基本的な英語を理解していて、日常会話レベルの英語力がある。」

「慣れた環境ではスムーズなコミュニケーションが出来るが、時折理解力に欠けたり、構成を間違えたりする。」

といったレベル感になります。

この5.5というスコアは海外大学入学コースの基準にもなっていることから、「授業についていける十分な英語力である」ということも大事な基準になります。

必要な学習時間

スコアを1.0上げるのに約200~300時間かかると言われています。

仮に週15時間の学習だと4ヶ月程かかることになります。

あくまでも目安なので、状況によって変わってくると思います。

現時点で自分は一体どれくらいのレベルにいるのかということをしっかりと認識して、小さな努力の積み重ねで日々継続していくことが大事です。

私は6.5から7.0まで伸ばすのにフルタイムで2ヶ月間くらいを要しました。

その時の勉強時間などについてはこちらの記事を参考にしてください。

【勉強スケジュール!】IELTSのスコアを6.5から7.0に伸ばした2ヶ月間のルーティーン 本記事はIELTS学習の勉強量の目安として、筆者が実際にIELTS対策をしていた時期のスケジュールをご紹介します。 ...

IELTSのテスト構成

まずはIELTSのテスト構成について知ることが大切です。

そこからどのように勉強していけば良いかが分かり、対策もスムーズに行えます。

また、実際のテストについて知るため模擬テストなども利用すると理解が深まります。

セクション 問題形式 問題数 試験時間
Listening 記述または選択肢 40問 40分
Reading 記述または選択肢 40問 60分
Writing 記述 2問 60分
Speaking 面接 15分

 

IELTS試験についてイメージが湧いてきたところで、それぞれのテスト構成から学ぶ勉強法についてみていきましょう。

Listening(リスニング)

このセクションではペーパーテストの場合で所要時間が30分間、解答時間が10分という計算で合計40分間で行います。

また、流れてくる音声は1回しか聞くことができないので注意が必要です。

英語は主にイギリス人、オーストラリア人の発音で行われていますが、アメリカ人との対話シーンなども出てくる場合があるのでそちらも考慮しておくと良いでしょう。

1度しか流れない音声の中でネイティブの話すスピードについていけるように、普段からニュース番組やラジオ、最近ではYoutubeなどを活用してイギリス英語やオーストラリアの発音に積極的に触れて、慣れておくことが重要です。

たまにではなく、少しの時間でも定期的に聞くことで耳が慣れて聞き取りがスムーズになってくるはずです。

また、少し慣れてきたら声に出して発音するシャドーイング練習も行うとより効果的です。

Reading(リーディング)

IELTSは Academic Module (アカデミック・モジュール)と General Training Module(ジェネラル・トレーニング・モジュール)で出題の内容が少し異なり、前者は大学進学向けのテストであることから学術的な文章が中心で、後者はビザ取得や移住を目的としているテストなため、より一般的な文章を中心としています。

このことから分かるように、種類を厳選して例えば「環境」、「社会問題」、「テクノロジー」などの分野の記事や本に目を通しておくと良いかと思います。

まずは自身のレベルに合ったものから初めて、慣れてきたら少しずつ難しい内容も読み進めていくことをオススメします。

読むことに慣れることが大切です。文書を読んで内容を想像することができる想像力も一緒に鍛えておくとよりスムーズに進めていくことができます。

Writing(ライティング)

ライティングセクションで重要なのは、まずは問題や図表をしっかりと読んで理解し、「何を答えなくてはならないのか」を明確にすることです。

構成としては、導入から始まり本文を作り、その中で自身の意見を述べたり内容を色濃くし最後にまとめをします。

書いている途中で意見が変わったり上手くまとまらない等しないように気を付ける必要があります。

エッセイのプランをどのように、どういった順で書くかある程度まとめてから記述するようにしましょう。

イギリス英語のスペルや、基礎的な文法知識の理解、そして語彙力を身につけてライティングの構成を意識し練習していくことで、実際の試験でも落ち着いて取り組むことができます。

Speaking(スピーキング)

IELTSテストの中で最後に受けるテストで、ネイティブとの1対1の会話形式で行われます。

受験者に対する日常的な質問や軽い自己紹介から始まり、タスクカードを提示されるので1分間で内容や構成を考えてそのトピックに関することを2分程スピーチし、終わったらその内容について試験管と討論していく形です。

ポイントはもし分からないことがあった場合は素直に聞き返すことです。

これは、よく分からないために言葉が詰まってしまって出てこなくなったり、いい加減な回答をしてしまうことを避けるためです。何回も聞き直すのは好ましくないですが1,2回であれば問題はありません。

ある程度の内容や構成を暗記するよりも、数をこなして英語で話すことに慣れていき、間違えても大丈夫なので、まずはたくさん声に出して練習していくことが大切です。

IELTS 5.5を取得するメリット

IELTSはリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングこれら全ての項目を満たしたスコアになるので実際のレベル感がイメージしやすく、世界中で知られている試験なため、何処でも誰にでも容易に英語力を証明することが出来ます。

5.5のスコアスキルはイギリス、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランド、カナダなどの一般的な大学で留学生に必要とされる英語力を証明することが出来ます。

さらにIELTSという広く知られている試験の5.5程の英語力であれば、信頼性も生まれやすく、ビザや仕事など幅広く役立ちます。

IELTS対策にはPlus One Pointがオススメ

これから初めてIELTSを受験する方や、一度受験したことがあるけど惨敗してしまったという方は、専門のスクールも視野に入れるべきです。

なぜなら、日本にはIELTSに関する情報が少ないから。

独学で勉強するには、情報量が少なく、正しい情報が得られない為、成果を出すのに時間が掛かります。

たとえば、海外の大学に進学するために、IELTSが必要な方は、大学受験の日にちもあるので、あまり時間を掛けていられませんよね。

時間を節約し、より確実に点数を取るためにも、プロに教えてもらうことが良いと言えるでしょう。

ですが、IELTSに特化したスクールというのは、あまり多くありません。

中には、TOEICや英検を教える傍らで、IELTSを教えているといったスクールもあります。

そんな中で、私がおすすめするスクールは「Plus One Point」

通常、IELTSやTOEICに特化したスクールというのは、会費が月に数十万円掛かりますが、Plus one pointでは、月に約65,000円からスタート出来ます。

また、他のスクールより料金が割安なのにも関わらず、講師全員がIELTSのハイスコア持ち。

IELTSに特化したスクールなので、ノウハウもバッチリです。

TOEICや英検のノウハウは、調べれば無数に出てきますが、IELTSの場合、多くは出てきません。

なので、正しいノウハウを手に入れるためにも、専門のスクールに通うことを視野に入れておいた方が良いのかもしれませんね。

今なら無料学習相談も受けられるので、ぜひ活用してみてください。

まとめ

  • 現在の自分の英語力のレベルを知ることが大切
  • スコアを1.0上げるのに約200~300時間程かかる(個人差有り)
  • 目標に向けて小さな努力の積み重ねを日々継続していくこと
  • IELTS5.5に必要な英語力の目安は「大学の授業にある程度ついていけること」
  • 各テスト構成を知り、何を勉強したら良いのかをパートごとに抑える
  • 模擬テストを行い、実際に行うテストのイメージを掴む

最後に、テストは英語力を証明することに重要ですが、本当に大切なのは「理解しよう」「伝えよう」と思う気持ちです。

もし英語が分からなかったとしても相手が言っていることの意味を考えたり、察したりしながらコミュニケーションをとることがとても重要です。

本番はテストではなく、獲得したスコアのスキルを使って目的を果たすことにあると思います。

なので、これからIELTSの受験を考えている方にはぜひ自身の目標や目的を達成していただきたいと思っており、応援しています。