英語学習

IELTSのリスニングが難しいと感じる7つの理由と対策を経験者が解説

「なんでIELTSのリスニングって難しいの?」

「IELTSのリスニングに有効な対策ってあるの?」

このような悩みを解決します。

本記事では、IELTSのリスニングが難しいと感じる理由と、その対策を経験者が解説していきます。

この記事を読むことで、具体的な対策を知ることが出来るので、IELTSのリスニングに悩んでいる方は、ぜひチェックしてみて下さい。

まずは、IELTSのリスニングが難しいと感じる理由から見ていきましょう。

IELTSのリスニングが難しいと感じる7つの理由

IELTSのリスニングが難しいと感じる理由

1.問題形式に慣れていない

2.問題を聞きくことができるのは1回だけ

3.問題の内容に専門用語が多い

4.イギリス英語に慣れていない

5.リスニング力が足りていない

6.IELTSに対する勉強量が足りていない

7.IELTSに関する情報が少ない

IELTSのリスニングは、英語試験の中でも特に難しいと言われています。

その理由が上記の7つ。

この章では、それぞれの理由を順番に解説していきます。

IELTSを受けたことがある方や、これから受けてみるという方も、難しく感じる理由を把握し、対策が打てるように、しっかりと確認しておきましょう。

理由①:問題形式に慣れていない

IELTSのリスニングテストは、全部で40問、時間は30分。

1から4のパートに分かれており、パートが進むにつれて難しくなっていきます。

IELTSのリスニングが難しいとされる理由は、他の英語試験と違った問題形式の為です。

というのも、IELTSのリスニングテストの解答方法は、記述式と選択式の2通りがあります。

TOEICやTOEFL、英検といった日本でも馴染みのある試験の解答方法は、マーク式の問題が多いですよね。

その為、普段のテストで記述式に慣れていない日本人には、IELTSのリスニングテストは難しく感じるでしょう。

実際に私が初めてIELTSのテストを受けたときは、この記述式の問題に悩まされました。

せっかく聞き取れた単語でもスペルミスがあったり、単数形や複数形の違いをうまく聞き取れることが出来なかったり、マーク式では起きなかったミスを連発してしまったのです。

このように、IELTSのリスニングテストでは、ただ英語を聞いて内容を理解するだけでは不十分で、スペルの正確性なども含めてしっかりと聞き取る必要があります。

理由②:問題を聞くことが出来るのは1回だけ

IELTSのリスニングテストにおいて、問題を聞くチャンスは1回しかありません。

これは、記述式の問題であっても1回だけです。

また、IELTSのリスニングテストは、TOEICなどと違い、試験問題がすべて印刷されています。

問題があるなら楽勝じゃん!と思うかも知れませんが、英文を読むだけではなく、地図や表といった、図解問題などにも目を向けなければいけません。

他にも、リスニングする内容と印字されている英文が異なっており(意味は同じだが違う単語)、それを正しい単語に当てはめて記入するような問題もあります。

つまり、聞き取った英語を瞬時に理解し、処理する能力が必要になるということです。

私が初めて受験した時は、英文を追いかけるのに必死で、図解まで意識を向けることが出来ませんでした。

問題形式に慣れていない場合は、1度しか聞けないというのは、特に難しく感じるでしょう。

理由③:問題の内容に専門用語が多い

IELTSのリスニング問題は、日常的な会話から、大学の講義内容やニュースなどの時事問題まで出題されます。

特にパート3・4では、より専門的な内容になってくるので、難しいと感じる方が多いのではないでしょうか。

たとえば、パート3では学校や教育現場での会話が頻出され、パート4では大学の講義のような問題が出題されます。

また、難しい内容に加えて、図解を見ながらの穴埋め問題など、慣れない問題形式が、より一層難しさを引き立たせる要因になっているのでしょう。

ちなみに、IELTSで出てくる問題は、イギリスやオーストラリアについての問題が多いです。

なので、各国の文化などについて調べておくことも有効ですよ。

理由④:イギリス英語に慣れていない

IELTS英語はイギリス英語なので、アメリカ英語に慣れている日本人には、少し違和感を覚えるかもしれません。

全体的には、大きな違いはないものの、単語の発音や言い回しが、若干アメリカ英語とは違います。

身近な単語の例で言うと、“Water”という単語の発音は、アメリカ英語では「ウォーラー」と発音するのに対し、イギリス英語では「ウォーター」と発音します。

“ter”の部分を、アメリカ英語では“t”を発音しないのに対し、イギリス英語ではしっかりと発音するというイメージです。

「LとR」の判別が難しい日本人にとっては、イギリス英語のほうが聞き取りやすいかもしれませんね。

初めてイギリス英語を聞くと、困惑するかもしれませんが、慣れてしまえば問題ありませんので、IELTSを受験する前には、イギリス英語をしっかりと聞き込みましょう。

身近なところで、イギリス英語に触れたいという方は、映画「ハリーポッター」がおすすめですよ。

理由⑤:リスニング力が足りていない

IELTSのリスニングが難しいと伸び悩む方の中には、単純にリスニング力が足りていない場合もあります。

いくら問題形式に慣れようが、専門的な知識を身につけようが、聞き取れなければ意味がありませんよね。

英語を聞き取るためのベースが必要だということです。

たとえば、野球にめちゃくちゃ詳しく、ルールや球種の見分け方も知っている素人の方が、いきなりマウンドに立っても打てないですよね。

ヒットを打つためには、打つための練習が必要になるということです。

まずは一度、IELTSの過去問を解いてみましょう。

その時に、全然わからなかったという方は、リスニング力が足りていない可能性大です。

リスニング力を上げるためには、シャドーイングなどが有効になってくるでしょう。

理由⑥:IELTSに対する勉強量が足りていない

TOEICハイスコアを持っている方でも、高を括ってはいけません。

理由は、先ほども説明した通り、IELTSのリスニングは、TOEICの問題とは別物だからです。

問題形式も違えば、内容も異なります。

私は、IELTSを受ける前にTOEICのスコアが820点だった為、さほど勉強せずに挑みました。

結果は惨敗です。

ある程度、単語は拾えたのですが、意味まで理解することが出来ませんでした。

IELTSのリスニングは、TOEICのリスニングよりも、さらに高度なリスニング力と情報処理能力が必要になってきます。

また、IELTSの問題は、年々難化傾向にあります。

TOEICハイスコアを保持しているからと傲らず、しっかりと対策をしましょう。

理由⑦:IELTSに関する情報が少ない

IELTSのリスニングが難しいと感じる理由には、そもそもIELTSの情報自体が少ないということも関わってくるでしょう。

というのも、日本国内においてIELTSの存在というのは、TOEICや英検に比べると、さほど認知されていませんし、重要視されていませんよね。

TOEICや英検であれば、少し調べるだけで、無数に情報が出てきますが、IELTSの情報はごくわずか。

それは、IELTSが必要になる場面というのが、海外の大学や大学院に進学するためや、海外の永住権を申請するためだからです。

なので、そもそも日本国内において、IELTSが必要になるということは、ほとんどありません。

実際私も、IELTSの存在を知ったのは、ニュージーランドへワーキングホリデーに行った時でした。

ビザの延長の為に、IELTSを受験することにしたのですが、独学でやろうにも情報が少なくて苦労しました。

少ない情報の中で、正しい情報を見つけて、勉強しないといけない為、難しく感じるんですね。

このように、IELTSのリスニングが難しいと感じる理由は、いくつかありましたが、しっかりと対策をすることで、少しでもスコアを伸ばすことが出来ます。

次の章からは、その対策について見ていきましょう。

これで解決!IELTSのリスニング対策5選

IELTSのリスニング対策

1.まずはイギリス英語に慣れること

2.メモを取る習慣をつける

3.語彙力を増やす

4.答えを予測する力をつける

5.正しい発音・スペルを覚える

先ほどの章では、IELTSのリスニングが難しいとされる理由について解説しましたので、ここでは、実際にIELTSのリスニングに有効な対応策を紹介していきます。

私が実際に試したものの中で、特に効果があったものを5つ紹介しますので、ぜひトライしてみて下さい。

対策①:まずはイギリス英語に慣れること

まずは、たくさんイギリス英語に触れて慣れることから始めましょう。

なぜなら、私たちが学生の頃から勉強してきたのはアメリカ英語なので、イギリス英語をいきなり聞くと、違和感を覚えるからです。

先ほども解説しましたが、イギリス英語とアメリカ英語では、発音の違いや、イントネーションが違います。

イギリス英語に慣れるためには、たくさんのイギリス英語に触れることです。

たとえば、イギリスが舞台の映画とか、イギリス出身のアーティストが歌っている洋楽など、身近なところにイギリス英語はたくさん存在します。

まずは、イギリス英語をたくさん聞いて、耳に発音やイントネーションを覚えさせましょう。

対策②:メモを取る習慣をつける

IELTSのリスニングテストは、制限時間30分ですが、最後に解答用紙に書き込む時間が10分程度与えられます。

なので、リスニングの最中は、問題文を見ながら、メモを取ることに集中しましょう。

いきなりメモを取れと言われても出来ないと思いますので、普段からメモを取るクセをつけておくことが大切です。

ただ、最初は難しいと思うので、ディクテーションから始めると良いでしょう。

(ディクテーションとは、リスニングした内容をそのまま書き出すといった学習法)

これにより、英語を書き出す力とリスニング力の2つを鍛えることが出来ます。

ディクテーションに慣れてきたら、英語のニュースなどを聞いて、大事だと思う単語をメモして、自分なり要約してみましょう。

しっかりと要約出来ているようであれば、きちんとメモが出来ている証拠です。

対策③:語彙力を増やす

IELTSの問題は、とにかく語彙力がモノを言います。

理由は先ほども解説した通り、専門的な内容が多いからです。

文法などはわかっているのに、単語が出てこなくて点数を落としてしまっては、もったいないですよね。

私がよく行っていたのは、シャドーイングをしながら、分からない単語を抜き出すといった方法です。

(シャドーイングとは、リスニングした英語をそのまま声に出す学習法)

たとえば、“you can get involved in activities in your local community”という文章をシャドーイングした時に、“you can get~”の後が言えなかったとします。

英文を見てみると、どうやら“involved”という単語が分からなかったことが判明しました。

このように、シャドーイングを行うことで、ピンポイントで分からない単語を抜き出すことが出来ます。

リスニング力を鍛えながら、語彙力も鍛えることが出来るので一石二鳥ですよ。

対策④:答えを予測する力をつける

答えを予測する力というのは、聞き取れなかった英語を脳内で補完することを言います。

スマホの予測変換をイメージすると分かりやすいかもしれませんが、文章の並びなどから次にくる単語を予測するといったものです。

「英語を予測する」と聞くと、なんだか難しそうなイメージですが、日本語であっても一言一句正確に聞き取れているわけではありませんよね。

8割ぐらい聞き取れると、後は脳内で予測して補完しているはずです。

答えを予測するためには、たくさんの英語の知識が必要になります。

スマホの予測変換も、膨大なデータベースから引き出されていますよね。

一朝一夕に身につく力ではありませんが、とにかくたくさんの英語を聞いて知識を蓄えることが大切です。

IELTSのリスニングは1回しか聞くことが出来ない為、ぜひとも身につけたい力ですね。

対策⑤:正しい発音・スペルを覚える

IELTSのリスニングでは、単語の正しい発音やスペルを覚える必要があります。

なぜなら、IELTSのリスニングには、TOEICや英検にはない、書き取り式の問題があるからです。

たとえば、ちゃんと聞き取れていた単語でも、スペルミスがあれば、不正解になってしまいます。

正解できたはずの問題を落としてしまっては、もったいないですよね。

さらに気をつけたいのが、複数形の“s”の付け忘れ。

最後の最後まで、気を抜かずに解ききることも必要です。

正しい発音やスペルは、ディクテーションを用いて対策することが出来ます。

なんどもリスニングして、完璧にコピー出来るようになるように頑張りましょう。

このように、IELTSの対策は、自分でも行うことが出来ますが、「一度独学でチャレンジしたけど失敗したな…」という方や、「一人で勉強出来るか不安だな…」という方もいますよね。

そのような方は、IELTS専門のスクールへ通うことが最も確実です。

次の章では、IELTS専門のスクールについて解説していきます。

初めてのIELTSが不安な方は専門スクールも視野にいれるべき!

これから初めてIELTSを受験する方や、一度受験したことがあるけど惨敗してしまったという方は、専門のスクールも視野に入れるべきです。

なぜなら、先ほども解説した通り、日本にはIELTSに関する情報が少ないから。

独学で勉強するには、情報量が少なく、正しい情報が得られない為、成果を出すのに時間が掛かります。

たとえば、海外の大学に進学するために、IELTSが必要な方は、大学受験の日にちもあるので、あまり時間を掛けていられませんよね。

時間を節約し、より確実に点数を取るためにも、プロに教えてもらうことが良いと言えるでしょう。

ですが、IELTSに特化したスクールというのは、あまり多くありません。

中には、TOEICや英検を教える傍らで、IELTSを教えているといったスクールもあります。

そんな中で、私がおすすめするスクールは「Plus One Point」

通常、IELTSやTOEICに特化したスクールというのは、会費が月に数十万円掛かりますが、Plus one pointでは、月に約65,000円からスタート出来ます。

また、他のスクールより料金が割安なのにも関わらず、講師全員がIELTSのハイスコア持ち。

IELTSに特化したスクールなので、ノウハウもバッチリです。

TOEICや英検のノウハウは、調べれば無数に出てきますが、IELTSの場合、多くは出てきません。

なので、正しいノウハウを手に入れるためにも、専門のスクールに通うことを視野に入れておいた方が良いのかもしれませんね。

今なら無料学習相談も受けられるので、ぜひ活用してみてください。

IELTSのリスニングが難しいと感じる理由についてのまとめ

以上、IELTSのリスニングが難しいと感じる理由とその対策について解説しました。

まだまだ日本では、認知されていないIELTSですが、海外の大学に進学する方や、永住権を申請しようとしている方には、大きな壁ですよね。

慣れない問題形式や、馴染みのないイギリス英語で、苦戦する方も多いと思います。

しかし、ちょっとした対策でスコアが伸びることもありますので、あきらめずに頑張りましょう。

どうしても不安だという方は、IELTSの専門スクールも視野に入れてみてください。

IELTSリスニングの対策法については別の記事でも詳しくまとめているので、合わせて参考にしてみてください。

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