『海外大学、大学院に行きたくてIELTS 6.5 が必要なんだけどどのくらい難しいんだろう?』
『IELTS は受けたことあるけど6.5 に届かなかった…』
本記事ではそのような方に向けてIELTS でオーバーオール6.5を取るために必要な勉強方法や、
必要なレベルについてお話ししていきたいと思います。
そもそもIELTSの全体像を知りたいという方は
まずはこちらの記事を参考にしてください。

Contents
IELTS 6.5 ってどのくらいのレベルなの?
IELTS 6.5 と聞いてどのくらいのレベルかいまいちわからないですよね。そこで他の英語検定資格と比較してみたいと思います。
テスト | 得点 |
IELTS | 6.5 |
TOEFL | 73〜93 |
TOEIC | 820〜870 |
英検 | 準一級〜一級 |
各テストの点数と比較すると多少はわかりやすくなったでしょうか。
個人的な感覚では、TOEFLは90点以上が6.5と同じくらいで、
英検は一級相当まではいかないものの、準一級は余裕を持って合格できるくらいのレベルがあるとIELTSでもあまり困らずに6.5が取れると思います。
ですが、TOEICに関してはテストの形式がリーディングとリスニングのみで点数が出るためこの点数があれば6.5は取れるという指標にはあまり活用できないと考えています。
IELTSではReading, Listeing, Writing, Speakingの4技能が判定されるため、TOEICと比べるとやらなければいけないことが多いですし、求められるレベルも高いです。
なので一概には言えませんが、TOEIC900点以上の人であればIELTS 6.5を取れる土台はできていると考えていいと思います。
ここまで読んでみて、『求められるレベルが高いな〜』とか、『自分のTOEICの点数そんなに高くないよ!』とか色々思う部分はあると思いますがご安心ください。
おそらく今この記事を読んでいる方のIELTSの受験日は今日ではないでしょう。
過去のテストの結果は本番までの勉強で塗り替えられます。
そこで実際にIELTS 6.5を取るのに必要な勉強量はどのくらいなのかをお話ししていきたいと思います。
IELTS 6.5を取るまでに必要な勉強量
一般的にIELTSのスコアを0.5伸ばすのに120時間必要だといわれています。
なので、現在のスコアが5.0の方は360時間、
一日2時間を週に3回のペースだとなんと10ヶ月かかることになります。
ですが、これはあくまで指標に過ぎないので必要な勉強量は元の英語力に大きく依存します。
一例として単語力を上げると皆さんが大学受験で覚えた2000語ではIELTS6.5を取るには少し物足りないですが、
土台はできているので100〜200時間あれば6.5は十分に狙えるスコアだと思います。
IELTS6.5を取るための勉強法
ここでは実際に私がIELTS6.5に到達したときに行っていた勉強法を各セクションごとに紹介していきたいと思います。
Reading 編
Reading を制すのはやはり『単語力』です。
テストを解いていてわからない単語があるとどうしても少しの間思考停止してしまいますよね。
テスト当日までになるべく多くの単語を覚えるのと同時に、意味が2つある単語の見分け方やイディオムもわかると読んでいて詰まることが少なくなって問題に集中しやすくなります。
でも必要なのは単語力だけではありません。
IELTSのリーディングは1時間で3つのパッセージを読まなければいけないので時間管理がとても重要です。
ここでただ単純に『パッセージが3つだから20分ずつで解こう!』となってしまうと見直しの時間がなくなってしまいます。
なので模試を解く時から私は各パッセージを15分で解いて最後に各5分ずつ見直しの時間が取れるようにしていました。
もちろん最初からこのスピード感で解く必要はないですが、英文が早く読めるとIELTSだけでなく、その後の留学生活をより有意義に過ごせると思うのでぜひこのスピード感で解くことを実践してみてください。
Listening 編
リスニングで大切なことは、単語を音で理解することです。
IELTSのリスニングテストの進むスピードに対応することを考えると、聞いた英語を文字に置き換えてから日本語の意味を考えている時間はありません。
単語を覚えるときにスペルも大事ですが、音で理解できるようにトレーニングを積むことをお勧めします。
また、IELTSのリスニングテストは問題文からどのような単語が聞かれるかある程度予測することができます。
また、問題文で使われている文法の順番と違うけれど同じ意味になるような読まれ方(肯定文で書いてあるけど、問題は否定文で話されるなど)をするので、一つの単語やグラマーに囚われないようにする練習もしておくといいと思います。
Writing 編
このパートはIELTSの中でも一番難しいとされていて、ネイティブスピーカーでも高得点を取ることが難しいといわれています。
まず、このパートでは150語の状況説明のエッセイと250語の意見文を1時間で書かなければいけません。
そのため、1時間で決められた分量を書くトレーニングが有効です。
この分量をかけるようになって、やっと内容のブラッシュアップに移れます。ここでは高得点を取るというよりいかに点数を引かれないかを考えて書くことをお勧めします。
勉強するときに一番意識しなければいけない事は、文法のミスを限りなく少なくすることと、単語のスペルミスをなくすことです。
この二つができれば素晴らしいエッセイが書けないとしても6.0〜6.5は取れるようになるはずです。
Speaking 編
このパートは練習あるのみです。
どれだけ知識や単語力、読解力があっても結果に結びついてきません。
このパートもミスをなくすことが高得点への近道なのですが、一番大事なのは英語を話すことへの抵抗感をなくすことです。
どうしても日本にいると英語を話さなければならない瞬間には巡り会うことが難しいです。
そこで、いつでもできる勉強法としては独り言であるトピックについて英語でできる限り話してみたり、目についた広告などを『これは英語で言うと…』と考えてみたりすることです。
まずは自信を持って話すことができれば今まで勉強してきた単語や構文がパッと出てくるようになってくるはずです。
もちろん問題の対策は必要ですが、このパートで合わせて必要なのはアドリブ力です。
面接の状況を楽しむくらいの勢いで英語を話すことに慣れていきましょう。
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