「今年こそは英語力を伸ばしたい」
そう思いつつも日々の忙しさを理由に勉強が先延ばしになってしまうことがありますよね。
継続的な学習には仕組みづくりが大切です。
なぜならば、習慣化することで「抵抗感なく」「毎日一定」の学習が続けられるからです。
そこで本記事では、忙しい毎日でも無理なく英語学習を続けるための5つの習慣について解説していきます。
Contents
目についた日本語を英語で言い換える
最も簡単に取り入れられる習慣は「目についた日本語を英語に置き換えてみる」というものです。
例えば通勤中に駅で「忘れ物保管所」を見た場合、英語でなんというかを考えてみます。
もし分からなければささっとスマホで確認することで、忘れ物保管所が「Lost and Found」であることを覚えられます。
単語レベルでの置き換えに限らず、日本語の文章を英語にしてみるのも良いでしょう。
筆者が英語を習った先生は「通勤中に英語で独り言をいう」というさらに難易度を上げた習慣を身につけていました。
寝る前の10分間でTEDを見る
1時間単位で机に座って行う学習は難しいものの、Youtubeで英語の動画をみるということだったら無理なく続けられる方も多いと思います。
そこでオススメするのがTED(https://www.ted.com/)を寝る前の10分だけ見るという習慣です。
言わずと知れたTEDですがあえて説明をすると、自然科学から人文科学まであらゆる分野の専門家が、彼らの研究や経験から得た洞察を一般の方向けにわかりやすく解説した動画です。
1本あたり10分程度のものが多いため、集中力を切らすことなく見られます。
また、優れたプレゼンテーション技術が数多く盛り込まれているため、TEDで使われた表現を真似することで英語を話すことも上手くなるでしょう。
最初は英語の字幕をつけて、音と単語を対応させながら聞くのが良いと思います。
慣れてきたら字幕なしで聞き流していても意味が掴めるようになります。

通勤, 通学中にPodcastを聴く
Podcastとはラジオのように音声だけで構成された番組です。
iPhoneには最初からPodcastのアプリが入っているので、そこから関心のあるジャンルの番組を登録するだけで聞けるようになります。
通勤通学中の時間を有効活用するにはぴったりの方法です。
筆者は乗り物酔いしやすいので、電車内での紙での勉強ができませんでした。そんな時にPodcastと出会って学習効率が非常に上がりました。
オススメの番組についても紹介しておきます。
Hapa英会話
Hapa英会話 (https://hapaeikaiwa.com/)は日系アメリカ人のJunさんが製作されている番組です。
Junさんの日常で起きた楽しい体験や、ネイティブによる会話を通じてリスニング力が鍛えられます。
難易度も易しめに設定されているため、英語学習を始めたばかりの方にもオススメできます。
また、会話の中にでてきた重要表現を毎話5つずつ取り上げて紹介しています。
2020年3月現在、279話まで出ています。全話聞くことで1300以上の英語表現をマスターできることになります。
ちなみに筆者は大学院生の時に2ヶ月間で全話聞きました。
6 Minute English
6 Minute Englishはイギリスの民間放送局であるBBCが提供する番組です。
英語のネイティブでない方向けに、BBCでは「BBC Learning English」というラジオ番組が放送されています。
6 Minute Englishはその中の人気コーナーをPodcast向けに編集したものだったと思います(間違ってたらごめんなさい)。
英語学習者向けの番組が充実している点はさすが英国ですね。
6 Minute Englishでは英国内で発行された新聞の見出しに含まれる表現を解説します。
新聞の見出しなので、いわゆるキャッチコピーに近いようなこなれた表現が多数出てきます。
ある程度リスニング力がついて、これから実際に多読をしていくというレベルの方にぴったりのPodcastです。

The English We Speak
The English We Speakも同じくBBCが提供する番組です。
こちらは1話3分ほどと短尺になっています。
扱う内容は口語表現で、1話につき1つの表現が紹介されます。
番組に登場する2人の掛け合いが面白く、笑えるポイントがたくさん用意されています。
最近の番組で扱った表現は下記のようなものがあります。
・Hater (悪口をいう人)
・Talk shop (仕事以外の場所で仕事の話をする)
・Snackable (おやつに適した)
・A memory like a sieve (忘れっぽい)
・Nomophobia (スマホ依存症)
BBCの番組なだけあって英国でしか使われない表現も含まれているようです。
試験に申し込んで、受験日に向けて勉強する
モチベーションを維持するには試験を使うことも有効です。
TOEICや英検などの民間試験に申し込み、目標点を取るために毎日の学習スケジュールを立てます。
集中力を持続させるためにできれば2ヶ月以内の受験日の設定が良いでしょう。
英語を上達したいというポジティブなモチベーションが湧いてこない日でも、
「受験料を払っているから勉強しないともったいない」
「恥ずかしい点を取りたくない」
という逆のモチベーションから勉強が捗ることもあります。
試験の申し込みをしたらSNSで発信するのも良いでしょう。
共に勉強する仲間が見つかり、もっと継続が楽しくなります。
スカイプレッスンの予約を入れておく
コンスタントな学習時間を確保するために効果的な手段の1つが、スカイプレッスンの予約を入れてしまうことです。
例えば「毎週月・水・金の20:00から30分」のように前もって予約しておくことで、その時間までに帰宅して準備をしようという意識が芽生えます。
後から予定が入りそうな時にもレッスンを理由に断ることができますし、予約を取っている以上、「今日はやっぱりやめようかな」などと考えずに済むようになります。
また、意外な効果ですが、先生と話しているだけで謎に元気が出てきますww
自宅と研究室の往復生活をしている大学院生の方にもオススメできます。
英語を話す機会を定期的に設けることで、英語の感覚が鈍らない点でも大きな効果をはっきするので、ぜひ活用してみてください。
まとめ
英語学習には継続がもっとも重要です。
無理なく継続するためには習慣にしてしまいましょう。
本記事では
・目についた日本語を英語に置き換える
・寝る前の10分間でTEDを見る
・通勤, 通学中にPodcastを聞く
・試験に申し込んで、受験日に向けて勉強する
・スカイプレッスンの予約を入れておく
の5つの方法を提案しました。
もし使えそうなものがあればぜひ取り入れてみてください。
